プロジェクト管理

なぜプロジェクト機能を使う必要があるのか

 「なぜプロジェクト機能を使うのか」を知るためにはファイルシステムに関する理解が必要だ。もし、「ファイルシステム」という単語や「絶対パス」、「相対パス」という単語を聞いたことのない人はファイル・システムも予め読んでおこう。

プロジェクトの作成

手順1: File > New Project…をクリックする。

手順2: New Directoryをクリックする。

手順3: New Projectをクリックする。

手順4: Directory name:にプロジェクト名を入力し、Create Projectをクリックする。

注意: プロジェクト名の付け方

 プロジェクト名にはローマ字、数字のみを使おう。つまり、日本語、中国語、韓国語、全角文字、スペースはなるべく使わないこと。空白を入れたい場合はスペースの代わりにアンダースコア(_)を使おう。

プロジェクトの開き方

 プロジェクトを作成すれば、自動的に出来たてのプロジェクトが開かれる。しかし、JDCat分析ツールから一旦ログアウトし、改めてRStudioを起動する場合、プロジェクトをロードする必要がある。

手順1: File > Open Project…をクリックする。

手順2: プロジェクト・フォルダー名をダブルクリックする。

手順3: .Rprojで終わるファイルをダブルクリックする。

プロジェクトが正しくロードされている場合、RStudioの右上にプロジェクト名が表示される。

常にプロジェクト機能を使おう!

 RStudionの右上のプロジェクト名表示が「Project: (None)」になっていることは、現在プロジェクトを開いていないことを意味する。簡単な計算機として使う目的以外(つまり、授業中の実習や課題)は必ずプロジェクト機能を使おう。